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共に考えよう 広島の農業

農業を知ることは、私たちの食そのものを知ることであり
農業を支援することは、私たちの命を守ること

 「食」の安全性に対する問題などを契機として、
「食」に対する市民の皆さんの意識が高まり、
地産地消の取り組みなどが注目され始めています。

 これまで田畑を守り、食料を生産・供給してきた農業者は減少し、
こうした事が耕作放棄地の増加や食料自給率の低下を招いています。

 一方で、農業という職業に魅力を感じ、
生涯にわたって携わっていきたいと考えている若者が少しずつ増えています。

 集落の農地をみんなで守っていこうと呼びかけて、集落法人を立ち上げた人たちがいます。

 また、沢山の人たちとのふれあいを生き甲斐にして、
一生懸命、野菜を作り、直売市に出荷している高齢者もいます。

 こうした人たちや取り組みを支えて行く為には、消費者である市民の皆さんの協力がとても大切になってきます。

 例えば、スーパーの野菜売り場で地元産を購入してもらうことや直売市での消費者の皆さんとのふれあいは、農業者にとって、とても大きな励みになります。

 福山市では、農業の担い手として、従来からの農業者の加え、多様な人材や団体を位置づけることにより「産業として成り立つ農業」「生きがいや楽しみのための農業」あるいは「地域やNPOによるボランティア的農業」など地域実態や状況に即した様々な農業展開が可能になると考えています。
 また、長期的な視点からは、子ども達が農業に触れ合ったり、食について考える機会を創出することも大切な事と考えています。

 こうした取り組みは、農業者や行政だけでなく、たくさんの人たちの理解や協力を得ることで初めて成り立っています。

 福山市としては、農業振興や食の安心・安全・食育などの対策として、様々な施策を推進していきたいと考えておりますので、一人でも多くの方に力を貸していただけるよう願っています。

福山市経済環境局経済部 農政課長 藤井成志
2009.03.30 10:47 | 広島の農業事情 |